【プロバイダー契約とWiMAX】ネットするならどっちが良いか比較した
- 2020.04.12
- 比較

インターネットを使うと一言に言っても大きく分けて二つのパターンに分かれます。
一つはパソコンを使う人、もう一つはスマホやタブレットを使う人です。
パソコンを使う人の多くはプロバイダーと契約して光回線を引き込んでいることでしょう。
スマホやタブレットを使う人はキャリアとの契約、もしくはモバイルwi-fiなどを使っているでしょう。
モバイルwi-fiと言えばWiMAXが最も有名です。
プロバイダーと契約して光回線を引き込む場合とWiMAXでインターネットを使う場合を比較検証してみたいと思います。
まず料金面です。
月額の料金を計算するとWiMAXの方が格段に安いです。
またWiMAXは端末さえ手元にあれば利用することができるので工事費などもかかりません。
一方、光回線は回線の引き込みから必要となるので月額料金はもちろん工事費も発生します。
こうして見ると料金面だけで考えればWiMAXのようなモバイルルーターの方が良いでしょう。
次に開通までの時間を考えます。
プロバイダーと契約して光回線を引き込む場合、開通工事が伴うため時間が一か月程度かかるのが相場です。
しかしWiMAXは端末が手元に届けばすぐに使うことができます。
そのため大型連休などでなければ2、3日で手元に届くため圧倒的にWiMAXの方が開通までの時間は短いです。
次に品質を考えてみましょう。
回線の品質を考えるとWiMAXもかなり速くなってはきましたが、やはり光回線には一歩遅れを取ります。
WiMAXは基地局から端末まで電波で受信をするため、途中に高い建物や電磁波が通るような弊害が出てる時には通信に支障が出てくることは度々起こります。
そのため自宅でインターネットを使っていても、部屋によっては通信が悪いということもよく起こります。
日に日にエリアの拡大や通信の品質は上がってきてはいますが、まだまだ光回線には及ばないと言ったところでしょう。
しかしこの点については5Gのサービスが充実してくればかなり改善されると考えられます。
そうなると光回線と同等かそれ以上のサービスが期待できることでしょう。
もう一つ懸念されるのがWiMAXの端末の強度です。
WiMAXの契約は概ね2年の契約ですが、ユーザーの使い方によっては消耗が激しく2年の契約を待たずに端末が不具合を起こすことがあります。
5Gが普及して通信速度については光回線と肩を並べたとしても、果たして端末の強度は上がるかどうかはいささか疑問です。
光回線の場合は経年劣化でモデムが故障した場合はほとんどのプロバイダーは無償で交換に応じます。
しかしWiMAXの場合は有料交換です。
5Gという高性能な通信サービスが提供されても、それに耐えうる端末強度がなければサービスの普及は期待できないでしょう。
端末強度の問題も解決すれば今後はWiMAXの普及率は一気に上がることも予想されますが、今のところはまだ期待できないというのが現状です。
このようにプロバイダーと契約して光回線を引き込む場合と、WiMAXを代表とするモバイルルーターでインターネットを利用する場合にはそれぞれメリットとデメリットが共存します。
- WiMAXは格安ですぐに利用できる反面、回線の安定さには欠ける
- プロバイダー+光回線は回線の安定性は期待できるが、高額で開通までに時間がかかる
どちらが良い悪いということではなくて、それぞれメリットデメリットがあるということを知っておくと良いでしょう。
その上であなたに見合った契約すれば良いのです。
先述した通り今後は5Gの普及でインターネット業界も大きく図式が変わると思います。
まだもう少し先の話ではありますがこうした動きを注視しながらインターネットの契約を比較して検証していくと良いでしょう。
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